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どうも、トッド(Todd)です。
文章力を一言でいうのは難しい。
何せ、色々な力の複合的なスキル(語彙力、構成力、言い回し、など・・・)が集約されているからだと思う。
「趣味は読書。毎朝の日課は新聞に目を通すことだ。」
こんなふうに日頃から文章と向き合う機会が多い人にかぎって書く文章はうまいんだ。
僕はブログを書いている人として文章力を磨きたいと思ってはいるが、その為だけに「読書が趣味です」と言うのは気が乗らない。
でも、文章力を鍛えるための切り口ポイントが1冊の本にまとめられているなら話は変わってくると思いませんか?
今回紹介するのは、文章力について書かれている本の中でレビューが名高いので購入したコチラ
語彙や言い回しの習得の為に何冊もの本を読みながらいつになったら習得できるのか?という見えないゴールの為におこなう努力は骨折れますよね。
だったら適材適所メソッドで学ぼうよ。そんな本です。
文章力について書かれているだけあって読みやすい
この本のページ数は約200ページで1〜5章から構成されていてトータル77のメソッドが学べます。
1章あたり平均15のメソッドが書かれていて1〜5章へ読み進めることで1つの文書が完成できるような順で載っているため、文書作成のたびに読み返せます。
僕には読書をする習慣はありませんが1メソッド約1000字、イラスト、まとめから成り立つのでネットサーフィンの代わりに読んでみるぐらいの心構えでも読めます。
また、例えが分かりやすくピンッとくる部分がたくさんあったので面白く読めるところも良いところだと思いました。
独自になんとなく文章力について学んでいる人はいったん忘れてコレが文章だという気持ちで読めば得られるテクニックはたくさんあるでしょう。
中でも印象に残る文章の捉え方は『プラモデル』
はじめの方に文章はプラモデルだという捉え方について書かれているところがあります。
プラモデルは箱絵、取説、パーツで商品として成り立っている。
箱絵が文章の完成イメージ図だとするならば取説ではどのようにして書き進めるのかの導線を決め、そしたらどんなパーツの用意が必要になってくるだろうか?
のように、プラモデルに置き換えて文章の構成をあらかじめ準備しておくことで書き悩むという状態にならないようにするというメソッドがあります。
こんな感じで、77のメソッドが書かれているので本のサブタイトルにもあるように『苦手を得意に変える』というところの理解が進む内容でした。